「Shade3D」とは
インテリアデザインやプロダクトデザイン、製造業など、ものづくりの現場で注目を浴びている3DCGソフトです。2016年にShade3D ver.16がリリースされました。
Shade3D基礎講座
高機能3DCGソフトウェア・Shadeをマスターしたい人を対象としたレッスンです。
Shade特有の仕組みに基づいた、実践的な操作法を学ぶことができます。
立体出力可能な3Dモデルを作成します。
モデリング→表面材質→マッピング→レンダリングと順を追って習得していきます。
※モデリング=自分の創りたい立体を組み立てる作業。
※レンダリング=デジタルイメージ画像を出力する作業。
受講対象
コンピューターグラフィックを学んで3DCGデザイナーになりたい方。
インテリアや空間デザイン、工業デザインなどの業界での就職を目指している方。
趣味で3Dスキルを身につけたいと考えている方。
Shadeの画面構成
Shadeを起動すると、画面は4つに分割されています。左上エリアから時計回りに「上面図」→「透視図」→「右面図」(右側面図)→「正面図」となります。
建築パースなどは、「上面図」に平面図を描き、高さの情報を与えて立体にしていきます。
作業がしやすいように、画面の表示モードは必要に応じて使い分けます。
代表的な表示モードは、線での表示(ワイヤーフレーム)、 陰影を付けた立体の表示(シェーディング)があります。
松山といえば、坊っちゃん列車が有名です。
今回は簡略化したモデルで作成手順を見てみます。
プラモデルのようにひとつひとつ、部品を組み立てていくような感じです。
【準備】:下絵はイラストレータで作成してJPEGで書き出します。
[表示]-[テンプレート設定]で、正面図と右面図に下絵(テンプレート)を配置しておきます。
【モデリングの流れ】
1.まず立方体の土台を作成します。
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2.円柱型の煙室を土台に乗せます。
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3.運転席正面から見た部分を作成します。
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4.運転席側面を「閉じた線形状」で作成します。
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5.運転席後ろ面も「閉じた線形状」で作成します。
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6.屋根は「自由曲面」で作成します。
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7.煙突、蒸気溜、砂箱を「回転体」で作成します。
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8.車輪を作成します。
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9.ほぼ出来上がりました。
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10.表面の色を設定して、レンダリング。
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